７月のお盆前に、１０年前から考えていました懸案の「無縁等遺骨収納墓」が完成しました。

　中央のお地蔵様の下には、お墓が解体されて最終処分の対象になったばかりの遺骨や、カロ－ト内の遺骨がいっぱいになりやむなく移葬された古い遺骨などが、骨ガメのままで収納されています。

　右側の「永代供養残骨供養墓」石碑の下には、永代供養の際、永代供養墓の方に納めるため、小さな骨ガメに分骨した残りの遺骨が、左側の「無縁放置遺骨供養墓」石碑の下には、無縁になって放置されたままのお墓の解体の際出てきた無縁の遺骨が、最終収納されています。

　無縁放置遺骨は、誰にもお参りされず、守る人も現れず、永年放置されたままのお墓を見るに見かね、所定の手続きを経て「無縁」と認定し、お寺の費用負担で解体したあと、住職の手で供養させていただいたもので、今回きちんとした最終供養のお墓に収納されました。