蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

  • 満福寺 境内
  • 満福寺 護摩法要
  • 満福寺 本堂
  • ありがたや 如来大悲の恩徳を 祈る心に 福 満つる寺
  • 満福寺 大師堂
  • 満福寺 大師堂内陣

満福密寺満福寺(通称))について

満福密寺(満福寺)は栃木県栃木市にある真言宗のお寺です。
真言宗(=密教)の故に密の字を入れて満福密寺と称します。
弘長2年の開創、750年の歴史を刻み、ご本尊は大日如来です。
清貧孤高の画家 田中一村や、明治期の自由民権家 杉浦吉副の墓所があります。

当山の御朱印

満福寺 御朱印当山では御朱印をお授けしております。ご希望の方は、「満福寺の御朱印について」をご確認の上ご来山ください。

御朱印の受付時間、御朱印をいただく際の留意事項についてご案内しています。

NO KINGS
三月・四月は、卒業・退職・退任の別れと新入学・新入社・新任の出会いの季節。
中島みゆきは、
  めぐるめぐるよ時代は巡る
  別れと出逢いをくり返し
と歌いましたが、人間社会は懲りもせず対立と憎悪と殺し合いをくり返しています。二度の世界大戦とベトナム戦争・ボスニアヘルツェゴビナ紛争などがあった二十世紀は戦争の時代と言われましたが、どうしてどうしてアフガニスタン紛争やイラク戦争にはじまった二十一世紀も、またまたウクライナ・パレスチナ・イランでミサイルが飛び交い、大きな国際問題になっています。
第二次世界大戦で世界の覇者になったアメリカはその後、自由と民主主義をかかげて世界中を民主化しようと、ほとんどの戦争や紛争に介入・関与してきましたが、ここにきてその自由と民主主義に陰りが見え、それがかならずしも通用しない時代になりました。
プーチン露大統領は、就任当初は民主主義的な政治体制を敷いて先進国サミットにも招かれましたが、今やスターリン以上の強権独裁者となり、国際法を無視してすでに四年もウクライナに軍事侵攻を続けています。絶対的な皇帝同様です。
北朝鮮の金将軍も、北朝鮮では当然の如く、絶対的強権独裁者で、したたかに核開発を成し遂げ、軍備の近代化も進めて、今やアメリカ本土に着弾できる大陸間弾道弾を手にしようとしています。こちらも絶対君主です。
中国の習主席も、集団指導体制をかたち上取りながらも実際は絶対的独裁者で、その経済力・軍事力で着々とアメリカをしのぐ覇権国家への道を進んでいます。かつての皇帝のようです。
アメリカがテロ国家と言うイランも宗教指導者を絶対的独裁者とし、その他のアラブ諸国も、アジア・アフリカ・中南米の国々も、絶対王制だったり、大統領独裁だったり、軍事政権独裁だったり、世界は半数以上が強権独裁の国です。
トランプ米大統領が「私を止められるのは、私自身の道徳だけ」とうそぶいて違法な高関税政策を取り、国際法を無視してイランへの軍事行動に出ました。それ以前に、国際法違反のイスラエルのガザ地区攻撃も容認しています。犠牲者への哀悼や憐憫の情もなく、そんな今、人道主義だとか人道支援だとかを安易に口にするのは安っぽいヒューマニズム、偽善・虚構です。そのトランプ大統領のおひざ元のアメリカでは、全米で「NO KINGS(王(専制君主)など要らない)」のプラカードをもった市民のデモが起きています。独善的で自分勝手、世界一の民主主義国家で法治主義や民主主義的手続きを軽んじるトランプが、強権的な独裁者に見えるのでしょう。
日本にも、ドスをきかせて「働いて働いて」を連呼し、どこか専制政治を好むような総理大臣が誕生しました。先の衆議院選挙では自民党が三分の二以上の議席を獲得し、衆議院が独裁体制となりました。これに乗じて高市総理は、衆議院の予算委員会で、五十九時間という異例の短い審議時間で八年度通常予算決議を強行しました。
この人は、「強い経済、強い財政」「働いて働いて働いて働いて働いて」などと言って、現実離れした虚勢を張るクセがあり、昔高校時代に、成績の振るわないクラスメイトが、いかにも実力があるかのように見せていたのを思い出しますが、この総理はその典型のようです。
人間の本性はいざという時に出るもので、それが先日の訪米の際に出てしまいました。一つは、ホワイトハウスのエントランスで、出迎えたトランプにいきなり抱きついてハグし、いかにもトランプとは特別な関係だと言わんばかりの演出をしました。これ、男慣れした女性がよくやる媚態。その後のお互いに手を相手の身体に回して歩く媚態は、とてもこれが首脳外交の場だとは思えませんでした。日本のトップの政治的節操と日本の保守的な女性としての操(みさお)が疑われるふしだらさでした。
第二は、この人の知能の程度にも節操がなく、そのきわめつけは「世界に平和と繁栄をもたらすのはドナルドだけ、それを言うために私は来た」という歯の浮くような、トランプに取り入るためのお世辞。飛行機のなかで熟慮したのだそうですが、先進国のリーダーが聴いたら嘲笑するようなヨイショしか思い浮かばない知能レベル。この人には日本を代表して発言するという自覚も、それにふさわしい言語力もありません。コトバに知性と説得力がありませんからお世辞という虚語・虚勢でごまかします。
第三は、夕食会の席上バンドの演奏に悪乗りし、お酒も手伝ったせいか踊って見せてハッチャケていたハレンチ。これが、私の外交だと言わんばかりの虚勢。イランへの軍事行動のさなかのホワイトハウスでこの不謹慎。このふるまいのどこに保守系右派の「らしさ」があるのでしょう。
総理の個人旅行ではありません。一国の総理としての訪米です。皇后陛下と同じくとまでは言いませんが、保守系右派を自認するならば皇后陛下並みにふるまうべきです。歯の浮くようなオベンチャラを言ったりハッチャケたりするのではなく、大谷選手のように日本人らしいマナーとふるまいと発言でトランプの尊敬と信頼を得るべきです。
この人はほんとうに日本の独自性を保守する保守系右派なのでしょうか。保守系右派の政治姿勢も単なる安倍元総理のコピーに過ぎず虚勢に見えます。然るに、憲法改正(九条改正)をめざす保守系右派としては皮肉にも、ホルムズ海峡への自衛隊派遣を「できない」と言うのに憲法九条に助けられました。ほんとうは明日にでも自衛隊を送り、トランプのために「働いて働いて働いて働いて働いて」いいところを見せたいのに、保守系右派の建前も思うにまかせず、皮肉なことになりました。海外のデモの「NO KINGS」に便乗し、日本の総理の虚像にもNOを突きつけたいものですが、その内閣の支持率が七十%前後という日本人の付和雷同に危なさを感じます。


過去の投稿を読む
当山に眠る孤高の日本画家 田中 一村
Instagram 蔵の街とちぎ
壮麗な秋まつりの山車や、神社仏閣や美術館や蔵や古い洋館など歴史と文化の重みを伝える建造物など、見どころ満載の「蔵の街とちぎ」。 是非「蔵の街とちぎ」にお越しください
蔵の街とは…旧栃木市の中心市街地とその周辺を言います。