蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

  • 満福寺 境内
  • 満福寺 護摩法要
  • 満福寺 本堂
  • ありがたや 如来大悲の恩徳を 祈る心に 福 満つる寺
  • 満福寺 大師堂
  • 満福寺 大師堂内陣

満福密寺満福寺(通称))について

満福密寺(満福寺)は栃木県栃木市にある真言宗のお寺です。
真言宗(=密教)の故に密の字を入れて満福密寺と称します。
弘長2年の開創、750年の歴史を刻み、ご本尊は大日如来です。
清貧孤高の画家 田中一村や、明治期の自由民権家 杉浦吉副の墓所があります。

当山の御朱印

満福寺 御朱印当山では御朱印をお授けしております。ご希望の方は、「満福寺の御朱印について」をご確認の上ご来山ください。

御朱印の受付時間、御朱印をいただく際の留意事項についてご案内しています。

イラン紛争異見
新緑の候となりました。当山の境内でもシャガ・つつじ・ボタンのほか、さまざまな花が咲いて花マンダラとなり、梅・桜・紅葉・琉球梅・土佐ミズキなどの若葉が光を受けて輝いています。
芭蕉は日光で「あらとふと 青葉若葉の 日の光」と詠み、山口素堂は「目には青葉 山郭公(ほととぎす) はつ松魚(カツオ)」と詠みました。
時に目下ゴールデンウィーク中。諸物価の異常な値上りにガソリン価格の高止まりが続いている今、それでもテレビのニュースでは、家族で海外旅行に出かけるという若い奥様が街頭インタビューで、当然のように浪費を言ってのけました。サーチャージまで大幅な値上げが伝えられるご時世に、よほどリッチな家庭の奥様なのでしょう。毎度苦言めいたことを言いますが、若い時のゴールデンウィークなど行楽の浪費は、かならず老後資金にその報いがきます。イラン紛争もあって、さらに物価高騰の今年くらい、節約のゴールデンウィークを過したらいかがでしょうか。老いの繰り言です。
ゴールデンウィークと言えば、総理大臣ほか閣僚や大物国会議員が外遊するのが恒例になっていますが、高市総理がイランやイスラエルを訪問することもなく、聞こえてくるのは中国だけでなく東南アジア主要国の日本ばなれで、中国の場合は台湾有事に関する高市発言、東南アジア主要国の場合は、イギリスをはじめヨーロッパの先進国がイラン紛争でみなアメリカに味方しないこの時期にアメリカ一辺倒の上にトランプに抱きつく高市総理の政治感覚に原因があるようです。
インドネシア・マレーシアなど、かつては日本の開発資金と技術援助を受け、日本を見習えと言っていた国々が、トランプ大統領に抱きつき、「私は、世界に平和と繁栄をもたらすことができるのはドナルドだと思っている。それを言うためにここ(ホワイトハウス)に来ました」と歯が浮くようなお世辞まで言った高市総理をリスペクトできなくなったのでしょう。タイもベトナムもシンガポールもインドも、中東の友好国も、イランとは長年友好国でありながら、イラン紛争では何もできない日本の現状に落日の想いを懐いているのでしょう。オマーン・パキスタンは表舞台で、中国は裏舞台で、したたかに動いています。口だけは勇ましくても、実際に国際紛争の調停能力のない日本の総理は、国際社会では評価されていないのです。
そんな折、国民会議とやらで審議されている高市総理悲願の「二年間食料品の消費税ゼロ」策があやしげな雲行きで、どうも実現しそうにありません。そもそも販売現場で使われるレジのシステムが八%からゼロに換えるには一年はかかるそうで、今すぐゼロにしてもらいたいのに何をか言わんやです。また二年後に八%に戻せるかどうか、福祉政策の主な財源である消費税だけに、二年後に大きな政治課題になりそうです。
それにしても、物価上昇の根本原因である円安への有効な金融経済対策が打てないでいる高市総理が、どんなに勇ましく「強い財政、強い経済」と進軍ラッパを鳴らしても、実態は空めぐりの空論です。一昔前、「口だけ番長」と揶揄された人がいましたが、高市総理には「ホラ吹き番長」「ハッタリ番長」の感をおぼえます。
時にイラン紛争です。事がホルムズ海峡の封鎖・中東原油の値上がりに移ってしまいましたが、このたびのイラン紛争はもともと、原爆製造が可能な一歩手前まで進んだイランのウラン濃縮技術で、これをどうしても阻止したいイスラエルとアメリカとが組んで核施設破壊に出ました。イスラエル(ユダヤ)にとってイランの核開発は国の死活問題で、ただでさえイランに支援されたパレスチナのハマスに手こずっていて、イランはイスラエルの不倶戴天の敵です。そのイスラエル(ユダヤ)を、アメリカはなぜいつも擁護するのか。アメリカという国は、とくにその経済はユダヤ資本に支えられています。アメリカの有力企業は、著名な財閥をはじめ、そのほとんどがユダヤ系資本です。アメリカとイスラエルは義兄弟のようで切っても切れません。今回はイスラエルのネタニヤフ首相のイラン攻撃の野心と、トランプの大キライなオバマ元大統領がイランと締結した核合意を反故にする考えとが一致して、共同作戦に出ました。トランプはイランの最高指導者ハメネイ師を殺せば国民が体制転換を求めて蜂起すると踏んだようですが、そうはいきませんでした。イランはそう簡単には負けません。事態はこう着状態で、休戦和平の糸口も見つからない状況です。こんな時、日本には何一つ出番がなく、休戦後にホルムズ海峡及びペルシャ湾内の機雷除去のため、また自衛隊の掃海艇が出ていくのがせいぜいなのでしょう。
イスラエル(ユダヤ人)とハマス・ヒズボラ・フーシ派・イランの紛争のたびに思うことですが、流浪の民と言われ、第二次世界大戦中にはドイツ・ポーランドで凄惨な人種差別と大量虐殺(ホロコースト)で蹂躙されたユダヤ人の過酷な歴史が少しも語られないこと。ガザ地区はもともと、紀元前三〇〇〇年の昔(旧約聖書時代)、ユダヤの民が神から許された「カナンの地」で、紀元前一二〇〇年頃、そこに地中海周辺からシリア地方を経て侵入してきた海の民がぺリシテ人(現在のパレスチナ人の先祖)(参照:「閑話休題」令和五年十一月「怨念と報復の長い歴史」)であることや、アメリカ・イスラエルを不倶戴天の敵とし、核開発も自爆テロも辞さないイランのイスラム原理主義はいったい何をめざしているのか、イスラム教は本来穏健で平和的な宗教だと聞いていますが、イランでは普遍的なイスラム教の宗教原理と現実のアメリカ・イスラエルへの敵対及び軍事行動とがどうリンクしているのかなど、「文明の衝突」の視点から語り明かすテレビ報道を私は見たことがありません。


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