蔵の街とちぎ 大毘盧遮那殿 満福寺(満福密寺)

祈りと供養と

<祈りの道場>開運厄除大師を祀る「大師堂」
<祈りの道場>開運厄除大師を祀る「大師堂」
<供養の道場>本尊大日如来を祀る「本堂」
<供養の道場>本尊大日如来を祀る「本堂」
<祈り>新年護摩祈願法要(大師堂)
<祈り>新年護摩祈願法要(大師堂)
<供養>秋彼岸吉例・施餓鬼会法要(本堂)
<供養>秋彼岸吉例・施餓鬼会法要(本堂)
 真言宗は、祈願・祈祷をもって本旨としつつ、死者の供養も大事にします。その範は、宗祖弘法大師(空海)の事蹟にたどることができます。
祈願・祈祷は、宗祖大師が力を注いだ宮中における「国家安穏」「万民豊楽」の祈祷を範とし、真言宗ならではの本流の「護摩」祈願を行います。
死者供養は、宗祖大師が愛弟子「智泉」の早逝に痛哭した事蹟に鑑み、筑紫大宰府の副官・田中少弐の母の一周忌に贈った十三尊曼荼羅など供養の品々に倣い、死者の成仏を期し、追善の丹誠を以て、真言宗ならではの声明・読経による追善法要を行います。

 当山では、平成23年に新本堂が建立されたことにより、本堂での死者供養すなわち檀信徒各位のご先祖供養(ご法事・施餓鬼会など)と、新しい大師堂(旧本堂)での護摩祈願(新年護摩祈願)や各種願いごと参拝の両立が可能になりました。毎週末になると、ご本堂でご法事が行われ、同時にその時間帯に大師堂へ参拝される方々でにぎわっております。